雲よりも遠く


【あとがき】 

 汐月が初めて書き上げた「純文学」作品に当たります。
大学1年の夏にヒイヒイ言いながら書いてました。
出来上がった時は「これ以上削るべき場所はない」と完成度の高さを自負していたのですが、
今こうして読み返してみると稚拙さが行間に浮き上がって見えるようで、
非常になんというか……、まあ要は「恥ずかしい」って感じです。
 作品の解説めいたことを多少のべさせていただきますと、
これは純文学というジャンルですので、結局何が言いたいんだとか訊かれましても、
一言では答えられません。
むしろ、簡単に言い表せないことこそ、文学として表現する必然性があるのではないかと思います。
この点は「シリアス」に分類される他の作品についても同じことが言えます。
あらすじだけ追っていっても、最後には「はあ?」って感じしか残らないはず……。
ストーリー以外の細かい描写に出来るだけ伏線などを編みこませているつもりですので、
ひとつひとつの言葉までゆっくり味わいながら読んでいただけたなら、
作者としてもう言うべきことはありません。
作品の受け取り方は読み手しだいということですので。
少しでも何か感じ取っていただけたなら、たいへん幸いです。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。
2003.10.9 汐月みずは 拝
最終更新日:2003.10.10

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